サンドブラスト工芸とは

サンドブラストとは、

圧縮した空気を使って、細かな砂をガラスなどの表面に吹き付けることで削る技法です。
削り出した表面は、細かな砂粒があたり”すりガラス”の状態になります。

彫りだしたい絵柄やモチーフはマスキングすることによって
砂のかかるところとかからないところを作りだして制作します。

圧力の強弱や砂の多少、吹き付ける角度や時間の長さ、
表面との距離などを確認しながら丁寧に彫りを進めています。
一度削ってしまうとやり直しのきかない一発勝負。
毎回緊張して彫り進めています。

当工房では、
一般的なサンドブラストよりも技術度の高い手法を使っての作品作りをしております。繊細なサンドブラスト工芸作品をお楽しみいただけます。


簡単な図案でご説明すると、例えばこちらの蝶。
同じ型紙なのですが、雰囲気がだいぶ違うのが分かりますか?


透明なグラスにも様々な技法を使っています。

当工房では同じ型でもこれだけの表現の違いを使い分けています。


 ~素材について~

★色のあるガラスは、
2層の硝子でできている「被(き)せガラス」というものを表面を削って絵柄を出しています。(ペイントではなく、ガラスそのものの色味なので、永遠に色あせることはありません。)

江戸被せ硝子(外青&内白、外赤&内白)

主に「江戸切子」で使われている国産の「江戸硝子」を使用しています。
今でも昔の手法で、都内で制作されており、
「江戸硝子」自体も東京都の伝統工芸品に指定されているものです。
窯元も激減しているということで、なかなか素材も手に入れにくくなっており希少価値の高い素材です。
数少ない職人さんの手づくり品、大切に作るよう心がけています。
1個1個、色の濃さや厚み等も違い、同じモチーフでも全く同じにはなりません。
その色味や厚みにあわせてデザインの大きさや配置を変えて作っています。
※グラス以外は一般には手に入らないので、ランプや大皿などは江戸硝子以外を使用しています。

★透明のグラス
薄いガラスのものは、
すりガラス調にする細工のみですが(かけすぎると穴が開いてしまうため)、
砂をかけずに透明感を一部残すことで深みをもたせています。
厚みのあるガラスは、深めに彫り入れて制作します。
重なりや奥行き、立体感をお楽しみいただけると思います。
素材もシルエットや、価格は抑えつつ、使いやすさにこだわったものを厳選して使用しています。



詳しい作り方をご紹介します。
①ガラスの素材と図柄案、絵の大きさを決定します。

②専用シート等(マスキング)に写します。

③転写した線を手でカットします。
※文字や飾り枠、細かなモチーフ、再現性の必要なモチーフなどは
機械で正確にカットする場合もあります。

④先に削る部分をはがして、ブラスト機の中へ
※ぼかし具合は、削られる様子を確認しながら、
丁寧に砂をかけていきます。



重なりの部分は、一枚削っては、はがしてまた一枚削り…と、
細かな作業によって
表現しています。

⑤仕上げにひとつひとつ手で磨きをかけ、
肌ざわりよく仕上げます。

素敵な贈り物になるように、ラッピングにもひと工夫してお送りいたします。


【プロフィール】
サンドブラストガラス工房SAORI
作り手 ~関根さお里~

2004年 サンドブラストを学び始める。
2011年
サンドブラストガラス工房SAORIを立ち上げる
自由が丘ガーデンに出店
恋猫さんに委託開始
代官山キャットクリックさんに委託開始
2012年
アート手作りフェスタ 国際フォーラムに出店
AGA-Tさんに委託開始
MA-by soshiteさんに委託開始
2013年 ギャラリーあくとれすにて個展 ガラス工房SAORI展
クリーマにてネット販売開始
ミンネにてネット販売開始
イイチにてネット販売開始
ネコランドさんに委託開始
マルルゾロさんに委託開始
・・出産のため一時休止
2015年
マーチエキュート(神田万世橋)に出品(Creema主催イベント)
新潟伊勢丹ISETANに出品(minne主催イベント)

・・出産のため一時休止
2016年
一部活動再開。
ホームページ改正中

2017年
HMJハンドメイドインジャパンフェス参加(パンフレットの表紙に作品掲載)
(株)匠創生主催 CRAFTERIA(クラフテリア)販売開始

2018年

日本橋三越 未来の巨匠による桜展 出展

銀座アートギャラリーのばなにてグループ展出展

【出展歴】
・日本サンドブラスト工芸協会主催「ガラス彫刻展」
・ギャラリーあくとれすにて「ガラス工房SAORI展」

【新聞・雑誌等掲載歴】
・NEKO-Mon
・素材のちから
・グラスウェアタイムズ
【日本サンドブラスト工芸協会 準会員】
関根さお里
Katomaki'ssaori-face